2003年度の展覧会
特別陳列
美をたどる ー久保惣コレクションの国宝・重文ー
平成15年4月6日〜5月25日
第一次久保惣コレクションの国宝、重要文化財を中心として59点を前・後期に分けて展示した。
常設展
中国の近代絵画 ー定静堂コレクションの人物画ー
平成15年6月1日〜8月3日
定静堂コレクションの中国近代(19〜20世紀)絵画の中から人物を描いた作品48点を展示した。
常設展
茶の湯と煎茶 ー器の楽しみー
平成15年8月13日〜9月21日
茶の湯と煎茶、それぞれの世界で賞翫されてきた器物64を展示し、一部で取り合わせをした。その他に墨蹟5点を展示した。
特別展
灯火期 ー東アジアのあかりの歴史ー
平成15年10月5日〜11月24日
日本、朝鮮半島、中国の灯火器を、古代から近世にかけて時代をおって陳列した。ろうそくと油を用いた灯火器の様々な形態およびともすための工夫を展示品によって紹介した。作品は、国内の博物館施設や個人所蔵家などの協力を得て、重要文化財1点と重要有形民俗文化財5点を含む157件を集めた。中国・戦国時代の青銅器、唐時代の三彩、清時代の琺瑯器(七宝)やガラス器、朝鮮の木製品、日本の平安時代の漆工品、鎌倉時代の鉄製灯籠、江戸時代の陶磁器など、各種の材質の作品を陳列し、時代や地域ごとに特色のある造形を紹介した。
特別陳列
二十年の歩み ー新収蔵の東洋美術ー
平成15年12月7日〜平成16年1月31日
開館以来20年間の寄贈品と購入品、合計777点のうち、中国の金工品、陶磁器、石造品、日本の近世絵画など94点を展示しました。
常設展
源氏絵 ー桃山の雅ー
平成16年2月29日〜3月28日
土佐光吉筆「源氏物語手鑑」のうち53面を展示し、場面の解釈をつけた。また、経典2点、書6点、工芸品10点を展示した。