常設展
中国絵画の清華 ―魅力あふれる定静堂コレクション―
令和6年12月8日(日)〜令和7年2月2日(日)
「行書 定静堂」王壮爲筆 1981年
当館が所蔵する中国美術の中から、平成12(2000)年に林宗毅氏(1923-2006)より和泉市に寄贈された定静堂コレクションのうち、清時代から近代にかけて制作された絵画を展示します。
林氏は台湾三大名家の筆頭とされる林本源家の出身で、自身のコレクションに生家の建物に因んだ「定静堂」の名を用いられました。これらの定静堂コレクションと呼ばれる書画作品群は、当館以外に東京国立博物館と台北の国立故宮博物院にも寄贈、所蔵されています。
本展覧会では、伝統的な中国絵画を重んじた画家や、西洋や日本の絵画を学びその影響を受けた画家たちが生み出した個性豊かな作品を通じて中国絵画の多彩な魅力をお楽しみいただきます。
秋山逸居図 方士庶筆 | 清時代・1750年 | |
巌谷春光図 戴煕筆 | 清時代・1848年 | |
秋山茆屋図 溥儒筆 | 中華民国時代・20世紀前半 | |
墨竹図 呉昌碩筆 | 中華民国時代・1915年 | |
林家花園図 黄財松筆 | 中華民国時代・1980年 |