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青銅 松喰鶴文鏡
作品名 | 青銅 松喰鶴文鏡 (せいどう まつくいつるもんきょう ) |
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時代 | 平安 |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一面 |
サイズ | 直径10.6cm |
解 説
羽黒山の出羽神社御手洗池で発見された伝来をもつ。この羽黒山出土の伝来を持つ鏡は、羽黒鏡と呼ばれ各地に所蔵されている。和泉市久保惣記念美術館には二〇面の羽黒鏡が所蔵されているが、羽黒山出土の伝来についてや鏡の製作年代についてなど、検討すべき課題が残されている。
薄い作りで縁の厚みは約二ミリほどである。また、表面は黒色に覆われ、地金は黄味を帯びた色となっている。文様には松を嘴にくわえた二羽の鶴を描いている。鶴や松枝などの図様はレリーフ状に高く作られていないが、わずかな高低差の中で、鶴の翼や松葉を表現している。