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五彩 花枝文水注
作品名 | 五彩 花枝文水注 (ごさい かしもんすいちゅう ) |
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時代 | 清時代 |
地域 国 | 中国 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一口 |
サイズ | 総高9.5cm |
解 説
中国の南部、福建省、広東省では、明時代後半以後、青花、五彩を製作するようになる。景徳鎮のそれらとは異なり、やや不純物の混ざる胎土は厚目に成形され、絵付けも簡略で動きのある描線の作が主流である。本器は、まるみを帯びた姿や赤と緑の釉で描かれた花文も愛らしい水注である。白釉も青味がなく白濁した感じで、赤と緑の色調が濃く映えている。水注以外に茶を淹れるのに用いることも可能であろう。