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青花 団花文茶碗
作品名 | 青花 団花文茶碗 (せいか だんかもんちゃわん ) |
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時代 | 明~清時代 |
地域 国 | 中国 |
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分野 | 美術 |
員数 | 五口 |
サイズ | 高5.0cm |
解 説
腰が丸く、素直な感じの碗形で、圏足も丁寧に小さく削り出されている。早くから、喫茶あるいは飲酒用に作り続けられた形式であり、明時代末から清時代にかけての遺品も多い。煎茶家はそれらのなから、均斉な趣きのものを選び、今日まで伝えている。胴の3ケ所に、青料の団花文が手慣れた筆致で描かれ、器内には、花枝文が浅く型押しされている。あるかなきかの肉薄の施文であるが、喫茶後の鑑賞に楽しみが増すことであろう。煎茶の器物は熟視して味わうことが多い。