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青銅 獣面文鐃
作品名 | 青銅 獣面文鐃 (せいどう じゅうめんもんどう ) |
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時代 | 商 |
地域 国 | 中国 |
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分野 | 美術 |
員数 | 三器 |
サイズ | 高18.2cm、15.7cm、13.7cm |
解 説
柄を手にとり口部を上にして、外面をたたいて音を出した楽器である。中国で類品が出土しており、漢時代の文献には、軍隊の進軍の合図に用いる楽器として説明されている。柄は中空で、本体と柄の間も穴になって通じている。柄には別に棒を差し込んでいたかもしれない。いずれも、二本の角をもち口を大きく開いた獣の顔が、本体の両面に描かれ、文様形姿ともに、3点は相似形に作られている。厚い作りで手に取ると、一番小さいものでも重みがある。金属か木製の道具でたたいたと思われる。