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北海道国郡全図
作品名 | 北海道国郡全図 (ほっかいどうこくぐんぜんず ) |
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作者名 | 開拓使(かいたくし) |
時代 | 明治2年(1869) |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一枚 |
サイズ | 108.5×91.4㎝ |
解 説
南方向を上にした北海道・樺太(サハリン)・千島列島の図。図の下部に「北海道国郡全図」という名称と、「松浦開拓判官阿部弘撰」による凡例文字があり、「開拓使蔵板」とある。北海道という名称は明治Z年の太政官布告によるが、同年に蝦夷地開拓御用係となった松浦武四郎が名付け親といわれる。同年に北海道の開拓経営の任をおびて生まれた開拓使は、これを記念して松浦武四郎の原図・凡例に、伊達民部卿と鍋島開拓長官らの題字、題言を付して本国を作成、刊行した。松浦の調査結果とロシア製地図などを加えて、北方地域の正しい姿を示した図で北海道地図のスタートを飾るもの。