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増訂大日本国郡興地路程全図
作品名 | 増訂大日本国郡興地路程全図 (ぞうていだいにほんこくぐんこうちろていず ) |
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作者名 | 長久保赤水原作・鈴木驥園増訂(ながくぼせきすいげんさく・すずききえんぞうてい) |
時代 | 江戸時代・嘉永5年(1852) |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一枚 |
サイズ | 103.0×186.0㎝ |
解 説
長久保赤水の日本図を基にした図だが、多くの新しい地名を煩わしいほど記入しているため、寸法がかなり大きく、木版刊行日本図としては最大級のものとなっている。上部にある凡例には名所旧跡や神社、寺などの記号も掲げられているが、図中ではそれも判別しづらい。また「曲尺一寸五分ヲ以テ道程十里に準ス」と縮尺の正しい地図であることを明示している。北海道地図を付け足して明治4年(1871)に刊行したものもあり、赤水日本図が明治時代になっても利用されていたことが判る。版元として三都(京・大坂・江戸)の書林5件の名前が見られるが、これらは制作のみならず、販売も含めての提携店だと思われる。