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阿蘭陀女人
作品名 | 阿蘭陀女人 (おらんだにょにん ) |
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作者名 | 無款(むかん) |
時代 | 江戸時代 |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一枚 |
サイズ | 36.5×15.8cm |
解 説
赤いベールで巻き髪を包み、花の入ったバスケットを持ち、若い女の従者と話す女性。くっきりした眉、大きな目、高い鼻、洋服、そしてペットの洋犬は、異国の女性の特徴を集約している。阿蘭陀女人の大きな文字をともない、オランダ人であることを明記している。来日した人々の国籍を記し、表情や風俗を区別することで、当時の長崎という地の雰囲気が他国の人たちにも伝わる。長崎版画が長崎の特産品としての性格をもっていたことがわかる。