常設展
玉器とガラス器−中国古代とヨーロッパ近代を中心に−
2019年9月1日(日)〜10月20日(日)
玉 斜線文簋 中国・商(殷)時代
光を通すという共通の特徴を備える玉とガラスをテーマとして、中国とヨーロッパの玉器やガラス器を所蔵品から紹介します。玉は鉱物の一種で中国では新石器時代より貴重視され、現代に至るまで各種の工芸品が作られてきました。古代においては質感が似ていることから玉器に倣ったガラス器が作られたり、近世には複数の色ガラスを用いた鮮やかな彩りの器が作られています。また、地中海地域の古代の色ガラスをはじめ、19世紀後半から20世紀初め頃のボヘミアガラスなどヨーロッパのガラス器も展示し、中国の作品とともに玉やガラスの素材の美しさや精緻な細工を鑑賞していただく展覧会です。
入館料
一般 500円、高校・大学生 300円、中学生以下無料
※ 団体(20名様以上)は2割引
※ 65歳以上は2割引
※ 各種障がい者手帳を提示された場合、本人及び介助者1名様は無料
※ 詳細については電話にてお問い合わせください
玉 獣面文琮(ぎょく じゅうめんもんそう) | 中国・新石器時代 | |
玉 斧(ぎょく ふ) | 中国・新石器時代 | |
玉 穀粒文璧(ぎょく こくりゅうもんへき) | 中国・前漢時代 | |
青白玻璃 牡丹蝶文鼻煙壺(せいはくはり ぼたんちょうもんびえんこ) | 中国・清時代 | |
鹿図 六角(しかず ろっかく)ゴブレット | チェコ・1880年頃 | |
金彩(きんさい)パルメット文(もん)デカンタ | チェコ・1890~1910年頃 |