2010年度の展覧会
和の美術 ー久保惣コレクションの国宝・重文ー
平成22年4月10日(土)~5月23日(日)
当館が所蔵する国宝・重要文化財を中心として、仮名ややまと絵など日本で独自の発展をみせた美術品を中心に“和”をテーマとした展覧を行ないます。
浮世絵版画 ー武者絵と美人画ー
平成22年6月5日(土)~7月25日(日)
当館が所蔵する第四次久保惣コレクション(久保恒彦父子コレクション)の浮世絵版画から、浮世絵師の特徴が現れやすい人物画、特に武者絵と美人画を選び、歌川広重、歌川国芳、鳥居清長などの作品約70点を陳列します。
中国の玉とガラス ー玉の美とガラスの色彩ー
平成22年8月7日(土)~9月20日(月・祝)
中国において古代より貴重視され、祭祀(さいし)具や装飾具に使用されてきた玉は、素材の美しさと、表面に刻まれた精緻な文様が作品の魅力となっています。当館所蔵の玉器に近世のガラス器を加えた、約70点を展示します。
数の美術 ー数えて楽しむ東アジアの美術ー
平成22年10月10日(日)~11月28日(日)
日本、中国、朝鮮で制作された美術工芸品のなかから、よく知られた名数(物の名前に添えられる決った数)にかかわる作品を集め、名数がどのように表現されてきたのか、また名数の捉え方やバリエーションの豊かさなどをご覧いただきます。国内の博物館施設等から出陳いただく作品を中心に構成する展覧会です。
中国・日本のやきもの ー土器から茶器までー
平成22年12月11日(土)~12月26日(日)
平成23年1月6日(木)~1月30日(日)
ともに長い歴史をもつ中国と日本のやきものの流れを、美術館所蔵品によって紹介します。中国は、新石器時代の土器から近世の彩りある磁器まで、日本は、中世から近世にかけての陶器を中心に、約70点を陳列します。
麗しの源氏絵 ー土佐光吉の色彩美ー
平成23年2月11日(金・祝)~3月27日(日)
桃山時代の煌びやかさと、やまと絵の特徴の一つである細密表現を備えた、土佐光吉の「源氏物語手鑑(てかがみ)」全80面の内、約50面を物語の順に展示します。あわせて源氏物語を題材とする江戸時代の浮世絵版画約20点も展示します。