1994年度の展覧会

特別陳列
書画の名品
平成6年4月3日〜5月31日
館蔵品の中から、国宝、重要文化財をふくむ絵画、古筆、墨蹟、絵巻等40点を展示した。

常設展
中国の工芸
平成6年6月5日〜7月31日
中国の青銅器を中心に99点展示した。

常設展
中国近代絵画
平成6年8月20日〜9月21日
海上派の作品を中心に清時代から中華民国期にかけての中国近代絵画を33点展示した。

特別展
花の器
平成6年10月2日〜11月27日
中国は宋〜清時代、日本は平安〜江戸時代、朝鮮半島は高麗〜李朝時代に至る地域と各時代を対象に、金属器を中心にして、陶磁、木竹器をあわせて160点の花の器を陳列した。特に宋時代、復古器が花の器に転用されて広まり、さらに独自の形式が育てられたことを考察した。日本では詫び茶の深まりとともに、創意ある花の器が求められ、作器に及んだ事に留意した。全般的には、それぞれの形式が文化、思想の流れの中で、工芸史上、どのような意味をもつのかを検討した。

常設展
日本の工芸
平成6年12月4日〜平成7年1月29日
和鏡12面、漆器17点、陶器30点を中心に66点を展示した。

常設展
源氏絵
平成7年3月1日〜3月30日
土佐光吉筆「源氏物語手鑑」の中から49面を選び釈文をつけて陳列した。