1992年度の展覧会
常設展
中国の工芸
平成4年5月31日〜7月26日
中国の青銅器を中心に96点展示した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展中国近代絵画
平成4年9月1日〜9月27日
海上派の作品を中心に、清時代から中華民国にかけての中国近代絵画を32点展示した。
出陳作品一覧(PDF)
特別展
白描絵
平成4年10月4日〜11月23日
線の持ち味を活かし、特に墨線だけで仕上げる手法を白描という。対象を線で描いた作品は、旧石器時代の洞窟壁画など、早くからあったことが知られており、「描く」という行為としては簡便なもので、現在に至るまで行われている。日本では正倉院や東大寺献物帳などから遺品がたどられ、この手法が奈良時代からあったことがわかる。しかし本格的に発展を遂げるのは奈良時代以降である。本展では作画手法としての白描の意義、白描が盛行する契機、さらに中国の白描や水墨画との関係など日本における白描絵の流れを体系的にとらえることを目的とした。淡彩を施した作品や、金銀泥による作品をもふくめ103点を展示し、白描絵のもつ性格の考究を試みた。
出陳作品一覧(PDF)
常設展
中国・日本の工芸
平成4年12月1日〜平成5年1月31日
中国歴代、及び日本の古墳〜江戸時代までの陶磁、漆工、金工品等を67点展示した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展源氏絵
平成5年3月2日〜3月28日
土佐光吉筆「源氏物語手鑑」の中から48面を選び、釈文をつけて陳列した。