1990年度の展覧会
特別陳列
書画の名品
平成2年4月1日〜5月27日
重要文化財「駒競行幸絵巻」や宮本武蔵筆「枯木鳴鵙図」の展示を楽しみに待っている一般の方々のために、館蔵品の中から絵巻、墨蹟、経巻、古筆などの指定品に加えて、国宝「青磁 鳳凰耳花生 銘万声」等をふくめて34点を展示した。
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常設展示
中国の工芸
平成2年6月1日〜7月29日
館蔵品の中から工芸品93点を展示した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展示中国近代絵画
平成2年9月1日〜9月30日
中国の近代絵画、現代絵画3、歴代の金工品等など48点を展示した。
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特別展
扇絵
平成2年10月10日〜12月2日
折りたため携帯できる扇は日本で考案されたもので、平安時代後期には中国や朝鮮半島へ輸出されるなど、日本を代表する製品のひとつであった。檜扇や紙扇には風物や人物、花鳥など様々な画題が描かれ、多様な作画形式を持つ絵画の世界が展開した。こうした「扇絵」の時代的な流れを追いながら、絵師や流派による扇面構図、賦彩の特徴、また時代の流行、それぞれの絵画様式との関わり、更に鑑賞、蒐集に観られる扇絵の製作と享受等を中心として、中国、朝鮮半島の扇絵との関連にも注目しつつ、絵画史を通観しようとの意図のもとに企画した。日本の扇129点、中国の扇絵60点、朝鮮半島の扇絵8点と、銅鏡や陶器に表された工芸意匠としての扇面2点を加え、全199点で構成した。
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常設展示
青銅の鏡 ー中国と日本ー
平成2年12月9日〜平成3年1月31日
青銅の中国鏡、和鏡並びに響銅の水瓶など73点を展示した。
出陳作品一覧(PDF) 常設展示源氏絵
平成3年3月1日〜3月24日
土佐光吉筆「源氏物語手鑑」80面のうち48面を選び、詞書の訳文パネルとともに展示した。
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