1984年度の展覧会
常設展示
鏡の歴史
昭和59年5月22日〜7月29日
館蔵の鏡鑑の中から、中国の漢〜唐時代、日本の古代〜室町時代にいたる鏡を選び、形や背面の装飾の変化を見た。和鏡、漢鏡、あわせて75点と工芸品12点を陳列した。
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特別陳列
書画の名品
昭和59年9月2日〜10月10日
昭和58年度の展覧会において、館蔵の名品を展示し、多くの観覧者を迎えたが、再度展示の要望が高く、開館2周年を記念して書画の名品32点を特別陳列として公開した。
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特別展
中国の美術 ー一人の眼ー
昭和59年10月14日〜12月2日
関西の蒐集家の蔵品を中心に中国歴代の工芸品、彫刻を集め、古美術を見極める目を持つ人の蒐集の足跡をたどった。商(殷)周時代の彝器、戦国時代から漢時代の人物や動物の傭、南北朝時代から唐時代の石造仏教彫刻や金銅仏、唐時代の三彩、宋時代から清時代にかけての陶磁器など、174点を陳列した。中国古美術の主要な分野の作品で構成された陳列によって、商時代から清時代にかけての多様な造形の世界を鑑賞できる展覧会となった。
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常設展示
館蔵の工芸
昭和59年12月9日〜昭和60年2月3日
漆器、金属器、陶磁器など68点を展示し、解説によって工芸の技法や用器について考えた。館蔵品では、工芸の技法を示すにはやや資料に欠ける部分があり、資料パネルを増やして展示した。
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常設展示
源氏物語手鑑
昭和60年3月1日〜3月31日
館蔵の「源氏物語手鑑」40面を陳列し、詞書の読み下しとともに、源氏物語の内容にもわたる展示を行った。あわせて工芸品等10点を展示した。
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