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鉄 籠目茶托

作品名 | 鉄 籠目茶托 (てつ かごめちゃたく ) |
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時代 | 清時代 |
地域 国 | 中国 |
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分野 | 美術 |
員数 | 五枚 |
サイズ | 口径10.6cm |
解 説
竹や籐を細く割り、編んで籠などの日用器を作ることは早くから行われていた。清時代には、喫茶碗に仕組む托の周縁をこまやかな編み方で飾ることも少なくない。本品は細い鉄線を用いて編んだもの、わずかに赤紫色の錆が表出している。鉄とは思えないくらいのやわらかみのある編地には驚かされる。中央の碗の圏足を受ける円形の部分は鍛造して作られ、その周縁に小穴を数十個あけてから、この穴に鉄線をとおして放射状にひろげ、別の鉄線を用いて編み進んだようである。