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紡ぎ車をくる女
作品名 | 紡ぎ車をくる女 (つむぎぐるまをくるおんな ) |
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作者名 | ファン・ゴッホ(ふぁん・ごっほ) |
時代 | 1883-84年 |
地域 国 | オランダ |
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分野 | 美術 |
員数 | 一面 |
サイズ | 33.0x41.0cm |
解 説
ファン・ゴッホは、1853年、オランダ南部の町ズンデルトに生まれ、フランスで活動した後期印象派を代表する画家である。
本作では、壁を背に正面を向いて紡ぎ車を回し、糸を繰る女性を描いている。暗い室内を照らす窓からのかすかな外光を捉え、紡ぎ車と一体となった女性の動きを浮かび上がらせている。
ゴッホは、画家になることを目指した二十代の後半、ひたむきに働く人間の強さや純真さに美しさを見出し、労働者や農民の生活を主題とした絵を多く描いた。当時のゴッホは研究のため、ミレーの素描やリトグラフを数多く模写している。本作はオランダ南部のヌエネンで制作していた頃のもので、当館が収蔵する3点のゴッホ初期作品の内の1点である。