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青銅 饕餮文尊
作品名 | 青銅 饕餮文尊 (せいどう とうてつもんそん ) |
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時代 | 商 |
地域 国 | 中国 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一口 |
サイズ | 高27.5cm |
解 説
尊は酒を容れる器で、外方向に反った口部、太い胴部、裾広がりの圏足という器形が特徴となっている。觚に似た器形だが、太めの胴が觚と異なる。商時代後期の尊には、20センチ~30センチ程度の大きさから、50センチを超える大きさのものまである。この作品は、胴部に明確な饕餮文が表されている。目、鼻、牙を備えた口、耳、角といった饕餮文を構成する各部がレリーフ状に厚みをもって表現されている。外表面の一部や内底面など錆のない部分は、銀色の金属色が現れている。