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世界図
作品名 | 世界図 (せかいず ) |
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作者名 | ヨハン・ブラウ(よはん・ぶらう) |
時代 | 17世紀 |
制作年・年記・銘 | 1630年 |
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地域 国 | アムステルダム |
分野 | 美術 |
員数 | 1枚 |
サイズ | 41.5×54.0cm |
解 説
南半球には想像上の大陸、メガラニカが広がっている。地図の周囲にはさまざまな装飾が施されている。上部には左から月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星が、左右にはそれぞれ上から自然の四大要素である火、空気、水、土と、春夏秋冬を表す人物像が描かれる。下部に描かれるのは世界七不思議である。左からアレクサンドリアの大灯台(ファロス)、オリンピアのゼウス像、アルテミス神殿、マウソロス霊廟、ギザの大ピラミッド、ロードス島の巨像、バビロンの城壁を示している。当時の人々にとっては、世界というものが国土や海だけでなく、神話や季節、ひいては七不思議といった象徴的な概念までも包括した存在であったということがうかがえる。