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天文成象
作品名 | 天文成象 (てんもんせいぞう ) |
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作者名 | 渋川春海(しぶかわしゅんかい) |
時代 | 江戸時代・元禄12年(1699) |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一枚 |
サイズ | 48.9×81.8㎝ |
解 説
図の左に元禄12年(1699)の年号と、保井図書源昔伊謹誌の文字がある。著者は昔伊とされているが、実際には父親の渋川春海(1639~1715)がそのほとんどを制作し、嗣子昔伊の名で刊行した星図。江戸時代初期の天文学は、中国から輸入された天文学をそのまま利用していたが、江戸幕府の初代天文方である渋川春海が日本独自の天文学を確立するために、貞享暦の改暦後に、全天の恒星の位置観測を自ら行い、中国の星図にそれらを付け加えて作成した。この天文成象図は初の実測星図であり、日本独自の天文学の発祥の図といえるもの。