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輿地図・天下図
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作品名 | 輿地図・天下図 (よちず・てんかず ) |
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時代 | 朝鮮王朝時代(18世紀後半) |
地域 国 | 朝鮮半島 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一冊 |
サイズ | 30.3×19.0cm |
解 説
本の内題に「輿地図」とある朝鮮李朝時代の地図帖。巻頭に「天下図」と遺する世界図があり、次いで「中国図」「東国大捴(朝鮮全図)」「琉球国」「日本国」、そして朝鮮八道(「京畿道」「忠清道」「全羅道」「慶尚道」「平安道」「黄海道」「江原道」「咸鏡道」)の各地図がある。天下図は、中国とその周辺地域(朝鮮など)を含む大陸を中央に置き、海洋に琉球や日本を、さらにそれらを取り巻く環状の陸地を配した、独特の世界像を描く。このような地図帖は刊行年が明確ではないが、17世紀後半から19世紀前半にかけて多く刊行され、写本も含め数多くの資料が残る。本資料は18世紀後半のものと思われる。