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二世市川門之助の伊達の与作
作品名 | 二世市川門之助の伊達の与作 (にせいいちかわもんのすけのだてのよさく ) |
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作者名 | 東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく) |
時代 | 江戸時代 |
地域 国 | 日本 |
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分野 | 美術 |
員数 | 一枚 |
サイズ | 37.1×25.5cm |
解 説
「恋女房染分手綱」の登場人物である伊達の与作を、二世市川門之助が演じる姿である。もとは人形浄瑠璃であったが、寛政六年(1794)五月、河原崎座で上演された。丹波由留木家若殿右馬之介の近習伊達の与作と同家息女調姫の乳母重の井との不義密通、与作の下僕奴一平が同家剣術指南役鷲塚八平治に用金をだまし取られるなど由留木家を舞台にした騒動を内容とする。本図の与作は鈎型の大きな鼻が相貌の特徴の一つとなつており、この芝居での中心的な存在を強く印象づけている。四つ楓菱の家紋によって二世市川門之助と知れる。版元は耕書堂・蔦屋重三郎